「会社設立って、どのオンラインサービスを使えばいいの?」
株式会社を設立しようと決めたとき、まず壁になるのがこの疑問ではないでしょうか。検索すると、マネーフォワード・freee・弥生・GVAなど複数のサービスが出てきて、何が違うのかよくわからないですよね。
私は都内在住の40代専業主婦で、不動産賃貸業のために株式会社を設立しました。実際にマネーフォワード クラウド会社設立を使って書類を準備し、司法書士に完全委託して登記を完了させた経験者として、各サービスを比較解説します。
この記事を読めば、あなたの状況に最適な会社設立サービスがきっと見つかります。
会社設立オンラインサービスとは?
会社設立オンラインサービスとは、会社設立に必要な書類(定款、登記申請書など)をオンラインで自動作成できるツールです。以前は司法書士や行政書士にすべて依頼する必要がありましたが、こうしたサービスを使えば書類作成のコストを大幅に削減できます。
会社設立オンラインサービスの主なメリットは以下のとおりです。
- 書類作成が無料(または格安)でできる
- 電子定款に対応しており、印紙代4万円が不要になる
- ガイドに沿って入力するだけで、専門知識がなくてもOK
- 設立後に使う会計ソフトとスムーズに連携できる
ただし、書類を自分で作成しても、法務局への申請(登記)は自分で行うか、司法書士に別途依頼する必要があります。私は書類作成にマネーフォワードを活用し、登記手続きは司法書士に完全委託しました。
主要4サービスの比較一覧表
| サービス名 | 料金 | 電子定款 | 対応会社種別 | 会計ソフト連携 | 代行サービス |
|---|---|---|---|---|---|
| マネーフォワード クラウド会社設立 | 無料 | ◯ (手数料5,000円、有料プランで無料) | 株式会社 合同会社 | MFクラウド全般 | ◯ (司法書士紹介) |
| freee 会社設立 | 無料 | ◯ | 株式会社 合同会社 NPO等 | freee会計 | ◯ |
| 弥生の かんたん会社設立 | 無料 | ◯ (弥生会計Next年契約で無料) | 株式会社 合同会社 | 弥生会計Next | ◯ (5万円) |
| GVA 法人登記 | 有料 (書類種別による) | ◯ | 株式会社 合同会社 | なし | ◯ (司法書士連携) |
各サービスの詳細レビュー
①マネーフォワード クラウド会社設立
マネーフォワード クラウド会社設立は、マネーフォワードが提供する会社設立サービスです。質問に答えていくだけで、定款をはじめとした設立書類を自動作成できます。
メリット
- 書類作成は完全無料
- 電子定款対応(有料プラン契約で手数料5,000円が無料 → 印紙代4万円節約)
- 設立後の税務署・市区町村への届出書類も自動生成
- マネーフォワード クラウド会計・給与・経費などと連携
- 司法書士紹介サービスあり
- スマートフォンからでも利用可能
デメリット・注意点
- 電子定款の手数料(5,000円)は有料プラン未契約の場合は自己負担
- 登記申請そのものは自分で行うか、司法書士に別途依頼が必要
こんな人におすすめ:会社設立後にマネーフォワードクラウドで会計・給与・経費管理をまとめたい方。特に法人向けのバックオフィス業務を一括管理したい場合に最適です。
②freee 会社設立
freee会社設立は、クラウド会計ソフトの国内大手・freeeが提供する会社設立サービスです。操作のわかりやすさとfreee会計との連携が強みで、経理の知識が少ない方でも安心して使えます。
メリット
- 書類作成は無料
- 電子定款対応(印紙代4万円節約)
- 案内が丁寧で初心者でも迷わない
- freee会計・freee人事労務との連携が優秀
- 設立後の開業手続きもサポート
デメリット・注意点
- freee会計を使う前提での設計のため、他の会計ソフトを使う予定なら恩恵が少ない
- freee会計の月額料金はやや高め(法人プランは月額3,828円〜)
こんな人におすすめ:経理の知識がなく、とにかく操作が簡単なサービスを求める方。freeeで会計・人事労務も一括管理したい方。
③弥生のかんたん会社設立
弥生株式会社が提供する会社設立サービス。長年の実績を持つ弥生会計との連携と、充実したサポート体制が特徴です。
メリット
- 書類作成は無料
- 電子定款対応(弥生会計Next年契約で電子定款手数料も無料)
- 「設立お任せサービス」で専門家に代行依頼可能(税込5万円)
- 弥生会計 Nextと連携でスムーズに事業スタート
- 電話・チャットサポートが充実しており、困ったときに相談しやすい
デメリット・注意点
- 電子定款の完全無料化は弥生会計Nextへの年契約が条件
- マネーフォワードやfreeeと比べるとUIがやや古い印象
- 「設立お任せサービス」は5万円(税込)の費用がかかる
こんな人におすすめ:電話サポートなど手厚いフォローを重視する方。弥生会計を以前から使っていて乗り換えたくない方。
④GVA 法人登記
GVA法人登記は、AI技術を活用した法人登記書類作成サービスです。新規の会社設立に加え、役員変更・本店移転などの変更登記にも対応しているのが特徴です。
メリット
- AI対話形式で最短7分で書類作成が完了
- 登記情報の自動反映機能があり、入力の手間が少ない
- 変更登記(役員変更・本店移転・商号変更等)にも幅広く対応
- 司法書士との提携サービスあり
デメリット・注意点
- 書類作成に費用がかかる(変更登記は1万1,000円〜)
- 会計ソフトとの連携機能がない
- 設立後の税務署届出書類の自動生成機能は限定的
- 他3サービスと比べるとコスト面でやや不利
こんな人におすすめ:設立後も役員変更・本店移転などの変更登記を自分で行いたい方。専門家(司法書士)へのつなぎをスムーズにしたい方。
ニーズ別おすすめサービス一覧
サービス選びに迷ったら、あなたの状況に合わせて以下の表を参考にしてください。
| こんな人 | おすすめサービス | 理由 |
|---|---|---|
| コストを徹底的に抑えたい | マネーフォワード or 弥生 | 電子定款で印紙代4万円節約。MFは有料プランで手数料5,000円も無料 |
| 操作が簡単なものがいい | freee | 案内が丁寧で、経理の知識ゼロでも安心 |
| サポートが手厚いサービスがいい | 弥生 | 電話・チャットサポートが充実。設立代行も5万円で依頼可能 |
| 設立後の会計もまとめて管理したい | マネーフォワード | 会計・給与・経費・請求書まで一気通貫で管理可能 |
| 設立後も変更登記を自分でやりたい | GVA法人登記 | 変更登記に幅広く対応。役員変更・本店移転もスムーズ |
専業主婦の私がマネーフォワードを選んだ理由
実際にマネーフォワード クラウド会社設立を使って法人登記を完了させた立場から、選んだ理由を正直にお伝えします。
理由①:設立後の会計もMFクラウドで一括管理できる
不動産賃貸業の法人として、売上・経費・確定申告まで一つのサービスにまとめたいと考えていました。マネーフォワードクラウドは会計・給与・経費・請求書まで対応しており、設立書類の作成から法人設立後のバックオフィス管理まで一気通貫で使えます。
法人の会計は個人よりも複雑です。設立から会計ソフトまでスムーズに連携できることは、専業主婦が一人で法人を運営するうえで大きなメリットでした。
理由②:司法書士への橋渡しがスムーズだった
私は障害のある子どもの育児をしながらの起業だったため、手続きに使える時間が限られていました。マネーフォワードでは提携司法書士を紹介してもらえ、作成した書類データをもとに司法書士が手続きを進めてくれるので連携がとてもスムーズでした。
「書類作成はオンラインで自分でやって、登記は専門家に任せる」という分担が、私の状況にぴったりでした。
理由③:税務署等への届出書類も自動で作成してくれる
会社設立後は、税務署・都道府県・市区町村へ各種届出書類を提出する必要があります。マネーフォワードではこれらの書類も自動生成してくれるため、初めての法人設立でも提出漏れを防ぐことができました。
「何を提出すればいいかわからない」という不安が一気に解消された機能です。
まとめ:自分に合ったサービスを選ぼう
今回ご紹介した4つの会社設立オンラインサービスを改めて整理します。
- マネーフォワード クラウド会社設立:MFクラウドで会計・バックオフィスをまとめたい方に最適。電子定款の手数料も有料プランで無料に
- freee 会社設立:操作のわかりやすさが抜群。経理の知識がなくても安心して使える
- 弥生のかんたん会社設立:手厚い電話サポートが魅力。弥生会計ユーザーならそのまま移行できる
- GVA 法人登記:設立後も変更登記を自分でやりたい方、専門家連携を重視する方に
私個人としては、マネーフォワード クラウド会社設立が最もおすすめです。書類作成から設立後の会計管理まで一気通貫で使えること、電子定款の費用が実質無料になること、そして司法書士への橋渡しがスムーズな点が特に気に入っています。
これから法人設立を考えている専業主婦の方、個人事業主の方の参考になれば嬉しいです。

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